2011年3月(安岡定子)

安岡定子:「こども論語塾の6年間」

今月の一節

子、四を絶つ。
意毋(な)く、必毋く、固毋く、我毋し。

孔子が、人々が陥りやすい4つのものを断ち切った。4つとは主観的な私心、必ず押し通そうとする思い込みの心、自己の主義主張を堅く守って譲らないこと、我を張り通す心である。

緑川佑介著『孔子の一生と論語(明治書院刊)』

「日本の将来のため、論語を止めない。」

3月の日本論語研究会は地震の翌日、12日の開催となりました。

安岡定子・田村重信安岡定子・田村重信

とりわけ、今回講師の安岡定子先生は同日午前中の「文の京・こども論語塾」に続けての論語講義となりました。
日本の復興には、論語は必ず必要だ。
信念の下、こども論語塾も日本論語研究会もそうした覚悟で開催されました。

今回の開催に当っては代表幹事・田村の呼びかけで犠牲となった方々への黙祷から始まりました。

当日の講演動画

講義の模様は、Youtubeで全編ご覧いただけます。
宮城・塩竃(しおがま)や茨城・水戸をはじめ全国9箇所に教室を持つ安岡先生の、論語を通じてのメッセージです。
知人の方にも、是非ともお奨めください。