朱伯昌:
「論語と孝道」
今月の一節
子曰く、「人遠慮無ければ、必ず近憂あり。」と。
→孔子が言った。「人間は遠い将来のことをよく考えておかないと、ごく近いところで(明日にでも)災いが起きる。」 (衛霊公第十五)
(出典:『孔子の一生と論語』(緑川佑介著/明治書院))
論語研究会の原点・朱伯昌先生の教え
第58回となる今回は、記念すべき第1回の講師として登壇いただいた台湾儒学会会長・朱伯昌先生にはるばる台湾からお越し頂きました。
(「日本論語研究会とは」開催の様子)
当会は代表幹事の田村が朱先生より論語の手ほどきを授かったのが立上げのきっかけになります。この度の登壇と、会の礎を築いて下さった感謝に代え、当会顧問の小林節先生から特別賞として記念の楯が贈呈されました。
論語と孝の道
朱先生からは6年目を迎えた論語研究会の発展にもお褒めの言葉を頂き、孔子が儒学の実践においてもっとも重きを置いた「孝」について解説を頂きました。通訳の方にも分かり易い翻訳を頂き、台湾と日本の道友が共に学べる貴重な回となりました。
今回は関東近郊のみならず、北は盛岡や福島、西は京都や大阪、はるばる長崎から参加して下さった方も。当会としても感謝の思いです。
今後も地域や国境を越えて、日本論語研究会は論語の普及と実践、そして研鑽に務めて参ります。
資料「論語と孝の道」
当日の講演映像
今回の講演は動画サイト(Youtube)でもご覧いただく事が出来ます。
遠方の方も、インターネットを通じて教室の様子を追体験いただけると幸いです。